管理番号 | 新品 :60600971 | 発売日 | 2024/03/04 | 定価 | 60,000円 | 型番 | 60600971 | ||
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サイズは、口径10×高さ15,5×蓋をした高さ24㎝です。昭和五十年ころの名工『明山』の作です。ホツやニュウなどの傷はありません。中に灰が入っていますが、それはついていません。
民窯・民陶小鹿田焼きは、大分県の西部に位置する日田市 皿山に戦国時代大陸より連れてこられた焼き物職人の集団が開いたといわれています。バーナードリーチ氏、柳宗悦、など民芸復興運動の中心となった人々が滞在して指導したといわれています。今でも、共同の登り窯で1週間以上かけて焼き上げる、しかも薪でじっくりと焼き上げる本物の焼き物です。 民藝の器として知られる小鹿田焼(おんたやき)は、西暦1600年に朝鮮から
連れてこられた陶工により開窯された小石原焼(福岡)の兄弟窯です。
このため、技法などは小石原に共通するものが多いのが特徴です。
小石原から招かれた柳瀬氏と日田の黒田氏によって小鹿田焼の歴史は始まります。
約400年の歴史を持つ小石原焼(福岡)や龍門司焼(鹿児島)に並ぶ歴史の長さを持ちますがそしてそれを今も守る独特のシステムがこの焼物を守り、これらのことが柳宗悦やバーナード・リーチにより大きく評価され、その名前が全国に知れ渡りました。 このような作品は、小鹿田焼職人さんが現役中ではなく、現役を引退したのちに、じっくり時間をかけて作るようなもので、採算を度外視したような作品だそうです。大珍品です。